カントン包茎と仮性包茎の違い、仮性包茎について
まず最初に、包茎について軽く説明をしておきます。包茎とは、陰茎の先端部分まで皮が被っていて亀頭が露出しない状態を指します。その中でも、今回はカントン包茎と仮性包茎の2種類について説明します。
では、仮性包茎とはどのようなものなのでしょうか。仮性包茎とは、通常は亀頭に皮が被っているものの手で剥けば亀頭の一部もしくは全部を出すことができる状態を指します。さらに、皮を剥く際に痛みが伴わないことも特徴です。ただし、仮性包茎の場合は亀頭を出したとしてもしばらくすると皮が元の状態に戻ってしまうことも特徴です。
この仮性包茎の場合、剥いても痛みが伴わないことが一番の見分け方といえます。また、露出していない場合でも、お風呂などで時間をかけてゆっくりと剥いていくことができるのも見分け方の一つです。ですが、剥いた後に痛みが伴わないことが重要です。痛みが伴う場合は後述するカントン包茎と呼ばれるものになります。
カントン包茎と仮性包茎の違い、カントン包茎について
では、カントン包茎について説明をしていきます。このカントン包茎とは、仮性包茎と同じで通常は亀頭に皮が被っていて露出していません。また、皮を剥くことで亀頭を露出させることも可能です。
ですが、カントン包茎の場合包皮口が狭く途中でつっかえることもあります。もし剥いている最中に皮に痛みがある場合は、カントン包茎の可能性が高いです。その場合は無理せず戻しましょう。ここでやってはいけないのは、無理やり剥いて亀頭を露出させてしまうことです。
なぜ露出させることがいけないのかといいますと、包皮口が狭いため亀頭を締め付けてしまう可能性が高いためです。亀頭を締め付けてしまうということは、先端部分に血液が流れなくなります。最悪の場合ですが、細胞の壊死や陰茎自体の切除を行う必要が出てしまうからです。
カントン包茎の場合は手術が必要になりますので、無理はせず医者に診てもらうようにしましょう。決して無理やりやってはいけません。
まとめ
今回は、包茎の種類の中でも仮性包茎とカントン包茎の見分け方についてご紹介しました。軽くまとめますと、仮性包茎の場合は剥くことができて特に痛みは伴わないのが特徴です。一方、カントン包茎の場合は剥こうとすると痛みが発生します。
この二つの中で怖いのはカントン包茎で、無理やり剥くと陰茎切除まで発展しかねません。もし剥いている最中に痛みが起きたら、必ずその場で手を止めて医者に診てもらうようにしましょう。今後の人生にかかわってきますので、必ず医者にかかるようにしましょう。